大気汚染の5タイプ
スモッグ
スモッグは、工場の煙や自動車の排気ガスなど、さまざまな汚染物質が混ざり合ってできるかすみです。主に石炭を燃やす工場からは二酸化硫黄が放出され、酸性雨の原因となります。また、化石燃料を燃やす自動車の排気も同様に煙を発生させ、都市部に大きなスモッグ層を形成します。
粒子状汚染
粒子状汚染は、燃料の燃焼に伴って生じる微細な粒子だけでなく、有機化学物質、金属、ほこりなども含まれます。肉眼ではほとんど見えませんが、吸い込むと肺や心臓に悪影響を与えることがあります。
鉛汚染
鉛の発生源は、ガソリンや航空燃料、鉱石・金属の加工、焼却炉、鉛酸バッテリーの製造などです。吸入した鉛は体内に蓄積し、腎臓や神経系、免疫系、心血管系、さらには生殖・発達系に影響を及ぼし、高血圧や心疾患、子どもの学習障害などを引き起こします。
揮発性有機化合物(オフガス)
塗料、ニス、カーペット、断熱材、合板などの非金属材料から放出される有害化学物質をオフガスと呼びます。米国環境保護庁(EPA)は、屋内空気が屋外よりも汚染されているケースが多いと報告しています。オフガスは頭痛、喘息、呼吸器疾患、さらにはがんのリスクを高めます。
騒音公害
音も環境汚染の一種です。交通、航空機、ゴミ収集車、建設機械、庭仕事の機械などが騒音の主な原因です。過度な騒音は睡眠や会話を妨げ、生活の質を低下させます。EPAの調査によると、騒音はストレスや高血圧、睡眠不足、聴覚障害を引き起こす可能性があります。
