プラスチックのBPAフリーとは何か?

BPA(ビスフェノールA)は、プラスチック製品の製造に使われる化学物質です。飲料用ボトルやベビーボトル、トドラー用カップなどに広く利用されてきました。2009年以降、子どもの食品や飲料へのBPA移行を懸念した自治体や州が、BPA不使用の製品を義務付ける法律を制定しました。

なぜプラスチックにBPAが使われるのか

BPAはポリカーボネート樹脂の主成分です。硬く耐衝撃性があり、形状が崩れにくいため、子どもの食器や大人用の飲料ボトルに最適でした。そのため、ガラス製のベビーボトルに代わる素材として広く採用されました。

BPAに対する懸念

近年、環境中のBPA濃度が上昇し、ヒトへの曝露が増加しています。内分泌系を乱す可能性が指摘され、米国内分泌学会はBPAを内分泌撹乱化学物質と位置付けています。特に、電子レンジや加熱によりプラスチックからBPAが食品や飲料に溶出することが問題視されています。

BPAフリー製品の見分け方

BPAが使用されていないプラスチックは、リサイクル番号が「7」や「3」以外であることが多いです。多くのメーカーは「BPAフリー」ラベルを掲げていますが、成人用のハードプラスチック製容器はラベルが無い限りBPAが含まれる可能性があります。ベビーボトルやトドラー用カップは2009年1月以降、主要メーカーがBPA不使用に切り替えました。

古いプラスチック製品の注意点

古いベビーボトルやカップは、包装が無くBPAフリーか判別できないことがあります。その場合はリサイクルシンボルを確認してください。傷や擦れがあるプラスチックは細菌の温床となり、加熱するとBPAが溶出しやすくなります。未知のプラスチックは電子レンジや加熱調理に使用しないことをおすすめします。

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