デラウェアの植林プロジェクト

デラウェア州の元々の森林の70%が農地、住宅、商業開発に転換され、残された森林は断片化し老朽化しています。州の魚類野生生物局によれば、これらの森林は野生動物を健全に支えることができない状態です。州・連邦・環境団体は、デラウェアの森林と湿地を保全するための様々なプログラムに取り組んでいます。

ミルフォード・ネック保護区(Milford Neck Preserve)

  • 自然保護協会デラウェア支部は、ミルフォード・ネック保護区の農地60エーカーを再森林化し、55,000本の在来樹木や低木を植樹しています。植樹対象はウィロオーク、ホワイトオーク、チューリップポプラ、レッドメープル、ササフラス、アロウウッド・ビバーネム、ウィンターべリー・ホリーなどです。このプロジェクトはデラウェア大学の持続可能な開発学生が立ち上げ、ボランティアが植樹を行っています。2012年4月に完了予定で、年間約17,500トンのCO₂を削減し、約2,833台の自動車の排出量に相当します。ミルフォード・ネック保護区は、公共・民間が共同で管理する10,000エーカーの保護地域です。

デラウェア Adopt-A-Wetland プログラム

  • このプログラムは、地域団体、企業、個人を対象に湿地の再森林化や保全活動を支援します。具体的な活動内容は、清掃、保護モニタリング、自然観察、植物・動物調査、生息地の改善、水質モニタリングなどです。過去にはデラウェア在来植物協会と協力し、スミルナ郊外のビッグオーク・カウンティーパークに人工湿地と自然湿地を設置しました。

グレート・サイプレス・スワンプ(Great Cypress Swamp)

  • デラウェア最大の連続森林であるこの地域では、86エーカーの湿地生息地が復元中です。さらに340エーカーは水文学的復元により保全されています。「アトランティック・ホワイト・シダー・プロジェクト(Atlantic White Cedar Project)」として、排水溝の塞止、植樹、水管理構造物の設置を行い、グレート・サイプレス・スワンプを守ります。この森林はハクトウワシやスウェインソンのウミツバメなど、州内で特有の種の生息地でもあります。また、ポコモーク川とデラウェア内湾の水質改善にも寄与します。

デラウェア土地所有者インセンティブ・プログラム

  • 州自然資源環境省が提供するこのプログラムは、民間土地所有者が自然生息地を回復できるよう金銭的支援を行います。農地を森林へ転換し、水質向上と野生動物の生息環境整備を目的としています。

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