3種類の生態学的ピラミッドの違い
エコロジカル・ピラミッド(エルトン・ピラミッド)は、エコロジストのチャールズ・エルトンが提唱した概念です。食物連鎖の各段階における個体数、総バイオマス、エネルギー生産性を示す三層構造の図として、3種類のピラミッドが存在します。
栄養段階(Trophic Levels)
ピラミッドの各層は、食物連鎖の栄養段階を表します。最下層は生産者(草やその他の植物)で、次に草食動物が続き、最後に肉食動物が位置します。
個体数ピラミッド(Pyramid of Numbers)
個体数ピラミッドは、各栄養段階に属する生物の数を示します。生産者が最も多く、上位の段階へ進むにつれて個体数は減少していきます。
バイオマスピラミッド(Pyramid of Biomass)
バイオマスピラミッドは、生態系内の総質量(バイオマス)を示します。個体数ピラミッドと同様に、生産者(植物)から始まり、上位段階へ上がるほど総質量は減少します。
エネルギーピラミッド(Pyramid of Energy)
エネルギーピラミッドは、生態系全体のエネルギー量を示します。生産者がエネルギーの源であり、食物連鎖が進むにつれてエネルギーは段階ごとに失われ、上位へ行くほど少なくなります。
