オレゴン産の空飛ぶ昆虫
小型の飛翔昆虫
オレゴンは湿潤な気候のため、非常に小さな、あるいは顕微鏡サイズの飛翔昆虫が多く見られます。特に園芸家が悩むのはファンガス・グナット(菌類ガエル)です。これらは室内の鉢植えの土壌でも繁殖し、噛むことはありませんが、土壌表面に細い粘液の跡を残します。
飛翔甲虫
オレゴンには多数の甲虫が生息しますが、西北米特有の「雨甲虫(rain beetle)」は特に注目されます。秋の雨の後に飛び出し、樹木の根を食害します。幼虫(白いグラブ)は北オレゴンや南ワシントンの果樹に深刻な被害を与え、1920年代から記録が残っています。被害を受けた木は徐々に衰退し、最終的に枯死します。
庭園の飛翔昆虫
南オレゴン大学の生物学教授ピーター・シュローダーによれば、オレゴンで最も一般的なトンボはリベルルリダエ科(Libellulidae)です。赤色が目立つこの種は庭や裏庭でよく見られ、蚊などの小型昆虫を捕食します。また、オレゴンはミルクウィードが豊富で、モナークやクイーンといったミルクウィード蝶が繁栄しています。他にもカリフォルニア・シスターやバイサリー、パシフィック・フリティラリー、モルモン・フリティラリーなどが見られます。
刺す・噛む昆虫
オレゴンで人を刺したり噛んだりする飛翔昆虫は健康に重大なリスクをもたらすことがあります。蚊は州内に多数生息し、ウエストナイルウイルスの媒介が懸念されています。毎年、保健当局は蚊の繁殖を防ぐための環境整備を呼びかけています。刺す危険がある昆虫には、ミツバチ、マルハナバチ、単独蜂、紙蜂・泥蜂、スズメバチ、クモバチ、ウッドワスプなどがあります。
