CO2排出量の課題
カーボンフットプリントは、私たちが環境、特に地球温暖化と呼ばれる気候変動に与える影響を測る指標です。人間の活動を直接・間接的に支える際に排出される二酸化炭素(CO2)の量で測定され、単位はメトリックトンです。住宅の暖房、車の走行、製品の製造など、化石燃料を燃やす場面すべてがCO2を排出し、カーボンフットプリントを残します。
電力
Time for a Changeのデータによると、温室効果ガス排出量の72%はCO2です。また、米国環境保護庁(EPA)の調査では、米国のCO2排出の最大の要因である41%が電力生産から来ています。個人が電力使用を削減すれば大幅に減らすことが可能です。例えば、乾燥機の代わりに外で干す、使っていない照明を消す、エアコンは必要なときだけ使用する、などが有効です。
交通
EPAの2006年のデータによれば、石油は国内エネルギーの主要供給源で、化石燃料エネルギー消費の47%を占め、石炭に次ぐCO2排出の第2位です。排出量の約3分の2は自動車や軽トラックから、残りの3分の1は航空機、鉄道、貨物トラックからです。Time for a Changeの調査では、車での移動は公共交通機関の2倍のカーボンフットプリントを生むとされています。自動車の相乗りや公共交通の利用は、個人の排出量を大幅に削減する簡単な方法です。
代替策
使用量を減らすことや完全にやめることが難しい場合でも、よりクリーンで環境に優しい代替手段を選ぶことが重要です。電力生産における石炭の代替としては、水力発電があり、オレゴン大学の調査では石炭の4倍安価です。風力発電も同様にクリーンで、コストは石炭とほぼ同等です。自動車の使用が不可欠な場合は、ハイブリッド車が有効です。Green Car Clubによれば、ハイブリッド車はガソリン車に比べて排出ガスが90%減少します。
差し迫った危機
CO2排出量と地球平均気温は直接的な関係があります。Time for a Changeのデータによれば、過去50年間で大気中のCO2濃度は急激に上昇し、現在も年間2〜3%のペースで増加しています。このまま進行すれば、2050年までに気温は約3.6°F(約2°C)上昇し、壊滅的な気候変動が起こります。2005年時点でのCO2排出量は、1人当たり年間約4トン、北米人は約20トンです。災害を防ぐためには、1人当たりの排出量を2トンにまで削減する必要があります。
