黒カビと慢性疲労
Stachybotrys chartarum(黒カビ)は、家庭や職場で見られる非常に有毒なカビです。湿度が高く、換気が不十分な場所に繁殖しやすく、見つけにくい箇所に潜むことがあります。黒カビに曝露すると、最も一般的な症状の一つが慢性疲労です。
慢性疲労
黒カビの胞子を吸い込むと、体は免疫反応でカビと戦おうとします。その結果、咳や過剰な粘液の分泌が起こり、エネルギーが消耗されて慢性疲労を感じやすくなります。放置すると症状は悪化する傾向があります。
黒カビ曝露のその他の症状
- 呼吸器系の問題(咳、息切れ)
- 鼻・副鼻腔の詰まり
- 目のかゆみ・赤み・涙目
- 喉の痛み
- 全身の筋肉痛や関節痛
- 発熱
黒カビが繁殖しやすい素材
黒カビは以下のような素材で繁殖します。
- 湿った葉や植物
- カーペットやラグ
- 壁紙、石膏ボード(ドライウォール)
- 天井タイル、断熱材、ファイバーボード
一方、プラスチック、コンクリート、セラミックタイル、ビニールなどはカビが付きにくい素材です。
特徴
- 色は黒緑がかり、乾く前は粘り気のある湿った質感です。
- 乾燥すると胞子を放出し、空気中に拡散して健康被害を引き起こします。
- カビの増殖に最適な相対湿度は55%以上です。
注意点
長期間にわたる黒カビへの曝露は、不可逆的な健康被害をもたらす可能性があります。黒カビが見つかったら、自己処理だけでなく、専門業者に依頼して徹底的に除去することが重要です。
