石炭ストーカーの耐火仕様と運用ガイド
石炭ストーカー(耐火仕様)は、設定した速度で自動的に石炭を燃焼室へ供給する自動燃焼装置です。監視が少なくて済み、供給が続く限り連続運転が可能です。家庭用のストーブや炉、ボイラーから、発電所などの産業用途まで幅広く利用されています。
構成要素
典型的な石炭ストーカーは以下の部品で構成されます。
- 燃焼室
- ボイラーやその他の熱源
- 給煤装置(フィーダー)
- 通風システム
- 集塵ホッパー
- 回転式金属格子床(煤を燃焼室奥へ搬送)
分類
石炭の燃焼速度に応じて、4つのクラスに分けられます。
- クラス1:1時間あたり 4.5〜45 kg
- クラス2:1時間あたり 45〜135 kg
- クラス3:1時間あたり 135〜540 kg
- クラス4:1時間あたり 540 kg 以上
使用する石炭
石炭のサイズは約 0.75〜1.25 インチが目安です。ビチューメン石炭の場合、最適な灰融点は 2,200〜2,600°F(約 1,200〜1,400°C)です。粉塵抑制のために油で処理されますが、油が多すぎると湿った石炭となり燃焼効率が低下します。
運転方式
給煤装置はボイラー前部にあり、石炭を燃焼室後方へ送り込みます。床下に設置された通風ファンが燃焼空気を供給し、搬送中に一部の石炭が燃える「サスペンション燃焼」が起こります。回転床が前方に到達すると、燃えた灰が落下し、集塵ホッパーに集められます。このサイクルが繰り返され、連続的に燃焼が続きます。
