潮汐の原因とは?
太陽と月の潮汐
太陽が引き起こす日潮は約12時間、月が引き起こす半日潮は約12時間42分続きます。月の周期が長いのは、月が地球の周りを約27日で一周するためです。実際の潮汐は太陽潮と月潮が混ざり合い、地球の自転や公転が日潮を弱めます。世界最大の月潮はカナダ・ファンディ湾で観測され、満潮時の高さは約12~15メートル(39~49フィート)に達します。
重力の影響
潮汐は太陽と月の重力が海水を引っ張ることで生じます。重力は物体の質量と距離に比例し、距離の影響が質量より大きく働きます。この原理はニュートンが1687年に提唱した万有引力の法則で説明されます。
海岸線の形状
潮汐は海岸線の形状にも左右されます。潮汐の膨らみが大陸棚にぶつかると波が高くなります。大陸に近い島は潮幅が小さく、数フィート程度です。一方、湾が円錐形(漏斗形)になると潮汐が増幅され、ファンディ湾のように極端な満潮・干潮が観測されます。
風と天候の影響
風向きや気圧も潮汐に影響します。沖合の強風は海水を沿岸から離すため干潮を低くし、陸側の風は海水を押し寄せて高潮を高くします。また、高気圧は海面を下げて低潮を、低気圧は海面を上げて高潮をもたらします。
