大気汚染指標(AQI)と健康への影響

田舎に住む人は通常、空気の質を気にすることは少ないですが、都市部や環境対策が不十分な地域に近い場所に住む人にとっては、大気汚染が健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。米国環境保護庁(EPA)や各地方の大気質監視機関は、全国の大気汚染を監視し、住民や研究者に安全情報や環境データを提供しています。

大気質指数(AQI)

EPAは大気質指数(Air Quality Index、AQI)を用いて、日々の空気の状態を報告しています。AQI は健康への懸念度に応じたレベルと、対応する色で示されます。クリーンエア法に基づき、AQI が評価対象とする主な大気汚染物質は「地上オゾン、粒子状物質、一酸化炭素、二酸化硫黄」です。2011年3月時点で、EPA は二酸化窒素の基準も見直し中であり、今後 AQI に加わる可能性があります。

レベル

AQI は 0〜500 の範囲で 6 段階に分かれます。

  • 0〜50:良好(緑)
  • 51〜100:中程度(黄)
  • 101〜150:敏感な人にとって不健康(橙)
  • 151〜200:不健康(赤)
  • 201〜300:非常に不健康(紫)
  • 301〜500:有害(栗色)

健康への影響

「良好」レベルでは空気が健康に与えるリスクはほとんどありません。「中程度」でも一部の人に軽い影響が出ることがあります。101〜150 のレベルでは、心肺疾患を持つ人や子ども・高齢者が特に影響を受けやすくなります。151 以上になると、ほとんどの人が健康被害を感じ、300 超えると全人口に深刻な健康影響が及ぶ可能性があります。

AQI の測定方法

EPA は全国約 1,000 カ所で主要汚染物質の濃度を測定し、各汚染物質ごとに AQI 値を算出します。その日の最高 AQI 値を示す汚染物質が、地域の AQI として公表されます。人口 35 万人以上の都市では、毎日 AQI を公表し、100 を超える場合は特に影響を受けやすい集団を通知する義務があります。

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