NOx番号とは何か?

排ガス検査で不合格となった場合、原因の一つにNOx(窒素酸化物)の数値が高いことがあります。NOxは環境保護庁(EPA)が規制対象としている化合物群です。

窒素酸化物(NOx)とは

窒素酸化物は、窒素(化学記号 N)と酸素(化学記号 O)からなる化合物の総称です。NOxという表記は、窒素1個に対して酸素が何個結合しているかを示す「x」の部分を省略したものです。例えば、二酸化窒素は NO2 と表記されます。

なぜ EPA は NOx を規制するのか

NOxはオゾンやスモッグの生成源となり、大気汚染を引き起こします。また、喘息患者など呼吸器系に刺激を与えることが知られています。EPAは1971年に初めて全国的なNOx基準を設定し、現在も1年平均で0.053 ppm(53 ppb)以下という基準が適用されています。

NOx の主な排出源はどこか

EPAのデータによると、2005年時点で米国全体のNOx排出量の約36%が道路走行車、23%が非道路機械、21%が発電所からのものです。ただし、州ごとに主要な排出源は異なります。たとえば、アラスカ州では化石燃料の燃焼が44%を占め、カリフォルニア州では道路走行車が51%を占めています。

車両と NOx 排出

自動車がNOx排出の大きな要因であるため、州によっては車両ごとに排ガス検査(スモッグチェック)を義務付けています。カリフォルニア州では、1993年以降に製造された乗用車の許容上限は78 ppmと定められており、毎日100トン以上の汚染物質(NOxを含む)を削減することを目指しています。

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