シアノバクテリア(藍藻)の危険性と対策
シアノバクテリアとは
シアノバクテリア(藍藻)は光合成を行う細菌で、温かく流れの緩や止まった湖、池、湿地の表面に繁殖します。色はオリーブグリーンから赤までさまざまで、暑く静かな天候になると急速に増殖し、水面に「ブルーム」と呼ばれる大量発生を起こします。ブルームは人や哺乳類に有害な毒素を産生することがあります。
ブルームを飲み込んだ場合
シアノバクテリアが死滅すると細胞が破裂し、毒素が水中に放出されます。大量の藍藻が混入した飲料水を摂取すると、肝臓や神経系に深刻な障害をもたらすことがあります。発熱、めまい、筋肉痛、嘔吐などの症状が数日間続くことがあります。
皮膚・目への接触
ブルームが発生した湖で泳いだり、藍藻が含まれる水でシャワーを浴びたりすると、皮膚や目が刺激され、発疹や炎症を引き起こすことがあります。また、毒素を吸い込むと呼吸器が炎症を起こすリスクもあります。目に見えるブルームがなくても、感受性が高い人は症状が出ることがあります。
長期的な曝露
動物実験では、シアノバクテリアへの長期的な曝露が肝臓障害やがんのリスクを高めることが示されています。世界保健機関(WHO)は、実験室外での正確な健康リスクの測定は難しいと指摘しており、現在も研究が続けられています。
対策と対応
もし水にブルームがあることに気付いたら、清潔な水で体を洗い流し、できるだけ早く医師に相談してください。ブルーム水を飲み込んだり、皮膚に付着したりして以下の症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
