リサイクルできるアイテムの種類は?
米国環境保護庁(EPA)によると、リサイクルはエネルギーの節約、温室効果ガスの削減、天然資源の保護、汚染防止、次世代への環境継承といった多くの効果があります。以下に、家庭や職場で一般的にリサイクルできるアイテムとその再利用方法をまとめました。
スチール(鉄)
スチール缶やその他のスチール製品は、回収後に分別・圧縮され、製鉄所へ運ばれます。再生スチールは新たな鋼材として再利用され、米国で製造されるスチールの約25〜100%がリサイクル素材です。新たに鉱石を採掘するよりもコストとエネルギーの面で有利です。
繊維(テキスタイル)
衣類は寄付先で再利用されるほか、テキスタイル回収施設でリサイクルされます。合成繊維・天然繊維ともに、拭き取り布や紙、車両用断熱材などに加工されます。
紙・紙製品
新聞・雑誌・段ボールなどの紙類は、回収後に再パルプ化され、新しい紙や印刷用紙、段ボールに生まれ変わります。リサイクル紙は資源の節約と森林保護に貢献します。
コンピュータ・電子機器
パソコンや家電は多種多様な素材が混在しているため、リサイクル施設が限られますが、金属やプラスチック、金(ゴールド)などの貴重資源が回収できます。回収できない場合は、寄付やリユースを検討してください。
使用済み油・不凍液・タイヤ
自動車から出る使用済み油や不凍液、タイヤは専門業者が回収・再処理します。使用済み油は新しいエンジンオイルに、 不凍液は再調整して再利用、タイヤは燃料、造園用マルチ、ゴム舗装材などに転用されます。
プラスチック
ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレンなどさまざまなプラスチックが製造されています。回収されたプラスチックは粉砕されペレット化され、再び新しいプラスチック製品の原料となります。プラスチックには「リサイクルコード」が付いており、種類別に分別が可能です。
バッテリー
乾電池や自動車用バッテリーには、鉛、水銀、ニッケル、カドミウムなどの有害金属が含まれます。これらは不適切に埋め立てられると環境汚染の原因となりますが、リサイクル施設で金属とプラスチックに分離され、再びバッテリーや他産業の原料として活用されます。
ガラス
瓶やジャーなどのガラスは、回収後に粉砕され「クラレット」として再利用されます。再生ガラスは容器だけでなく、タイル、カウンタートップ、断熱材など多様な製品に加工されます。リサイクル率は約90%に達しています。
有機素材
食品残渣(コーヒーかす、野菜くず、果物の皮)や庭の枝葉、木くずはコンポスト化やバイオマス燃料に利用できます。個人でも家庭菜園用の堆肥を作ることで、廃棄物削減と土壌改良が同時に実現します。
