持続性有機汚染物質(POP)とは何か
定義
米国環境保護庁(EPA)は、持続性有機汚染物質(POP)を「製造後も長期間にわたり環境中で毒性を保持し続ける化学物質」と定義しています。
種類
POPは大きく二つに分類されます。意図的に製造されるものは農薬やポリ塩化ビフェニル(PCB)などで、特定の産業用途があります。一方、意図せずに生成されるものは燃焼やその他の工業プロセスの副産物として発生します。
影響
POP汚染は野生動物に様々な疾病や先天性異常を引き起こします。汚染された獲物を捕食することで、毒素は食物連鎖を上がるごとに濃縮され、捕食者の体内に蓄積します。
拡散
POPは大気や水流、動物の移動によって遠く離れた地域へと拡散します。その結果、北極圏など、発生源から何千キロメートルも離れた場所でも検出されるようになっています。
対策
2001年に採択されたストックホルム条約は、90か国以上が参加し、意図的なPOPの製造削減と、意図せずに生じたPOPの適切な処理を推進しています。
