ニューハンプシャー州:海岸線における樹木伐採規制
2008年、ニューハンプシャー州は包括的海岸保護法(CSPA)を大幅に改正し、海岸線での樹木伐採に関する規制を強化しました。CSPAは州の海岸線における活動全般に最低基準を設けており、今回の改正では特に3つの重要な領域が新たに定められました。
新しい許可制度
改正前は、開発者は地方自治体から許可を取得していましたが、現在はニューハンプシャー州環境資源局(Department of Environmental Services)から直接許可を取得する必要があります。許可申請はCSPAの全ての新規定に従わなければならず、保護対象となる海岸線は自然平均水位から250フィート(約76メートル)以内の全土地です。
樹木スコア制度
従来は伐採可能な樹木の割合で規制されていましたが、計算が煩雑でした。新制度では樹木の高さと胸高直径(直径)を測定し、指数スコアを算出します。このスコア方式により、実際の樹木サイズの差異を考慮しつつ、適切な樹木の残存が確保されます。スコアは50フィート(約15メートル)ごとに最低基準が設定されています。
樹木残渣(デトリタス)規制
新規則では、保護された海岸線湿地での樹木伐採後に、根や切り株をそのまま残すことが義務付けられています。切り株や根は表面雨水の流出や水流による侵食を抑制し、岸辺の土壌を保持する重要な役割を果たします。
