長期間続くツタ毒の発疹がもたらす影響
ツタ毒(ウツボ)は、皮膚にかゆみや発疹を引き起こす有害な植物です。実際に発疹ができるのは、植物に含まれる油(ウルシオイル)に接触したときだけで、感染後に出る油が他人にうつることはありません。長期間にわたってツタ毒の発疹が続くと、深刻な健康被害を招くことがあります。
広範囲の発疹
ツタ毒の油が皮膚全体に広がると、大きな発疹が生じます。油が付着したすべての部位が影響を受けやすく、予防策としては、すぐに患部を洗い、接触した衣類を洗濯することが重要です。油が残っていると、体内に取り込まれたり、目に入ったりして深刻な症状を引き起こす恐れがあります。
かさぶた状の皮膚
ツタ毒の発疹が治癒し始めると、やけど後のようにかさぶたができることがあります。完全に回復するまでに数週間から数か月かかることもあり、かゆみや軽い痛みを伴うことがあります。
発熱
まれに、ツタ毒の発疹が重症化し、発熱を伴うことがあります。発熱が見られた場合は速やかに医師の診察を受けましょう。ステロイド注射などの治療が行われることがあります。感染期間中に発熱が何度も起こることもあります。
皮膚の腫れ
ツタ毒による刺激で皮膚が腫れることがあります。特に指先や顔に現れやすく、重症例では眼が腫れて開かなくなったり、指が正常に使えなくなることがあります。こうした症状が出た場合は、処方薬による治療が必要ですので、すぐに医師に相談してください。
呼吸器症状
ツタ毒の油が吸入されたり、皮膚から体内に取り込まれたりすると、肺に炎症が起き、喘息様の発作や息切れが起こることがあります。呼吸困難を感じたら緊急に医療機関を受診してください。
全身性の毒性反応
長期間にわたるツタ毒の発疹は、体内で過剰な白血球の増加や高熱、肝機能異常などの全身性毒性反応を引き起こすことがあります。症状が数日で改善しない、または悪化する場合は、速やかに医師の診断を受けましょう。
