土地汚染について学ぼう
土地が汚染される原因
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農業分野は土地汚染の大きな要因です。農薬、化学肥料、除草剤の長期使用は農業排水として周辺の土地や水系に流れ込み、野生生物に深刻な影響を与えます。また、家畜の糞尿などの農業廃棄物が適切に処理されないと、土壌に浸出します。
人間の排水も汚染源の一つです。下水管の老朽化や未整備の地域では、特に洪水時に汚水が土壌や地下水に混入します。ハリケーン・カトリーナ後のニューオーリンズの例が挙げられます。
埋立地も完全に安全とは言えません。建設・解体廃棄物に含まれるアスベストや有害化学物質が埋立地に流入し、浸出水が周辺の土壌や水源を汚染することがあります。
汚染された土地の影響
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工場が閉鎖された後、その敷地は「ブラウンフィールド」と呼ばれ、重金属や石油系化学物質などで土壌が深刻に汚染されます。再利用には高額な除染が必要です。
農薬による土壌汚染は作物収量にも大きな影響を与えます。例として2005年の中国では、農業用土壌汚染により穀物生産が400億kg減少しました。中国環境保護局は、6〜7百万ヘクタールの農地が工業・生活排水で汚染されていると報告しています。
人間への影響も深刻です。汚染された農地で育った作物を摂取すると、DDTやリンダン(γ‑HCH)などの残留性有機汚染物質が体内に取り込まれます。これらは皮膚障害、先天性欠損、がんのリスクを高めます。
土地汚染防止の取り組み
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個人レベルでできることは、ゴミの適切な処分です。冷蔵庫や電池、パソコンなど有害物質を含む製品は、専門の有害廃棄物処理施設へ持ち込みましょう。包装材はリサイクルし、リサイクルや廃棄に積極的な企業を選びます。また、有機農産物を購入することで、農薬使用の抑制につながります。
