IVラインの管理とケア
IVラインに関する問題の症状
- 出血、閉塞、排液、炎症、痛み、発赤、腫脹、圧痛など。
- 感染が疑われる場合は、意識混濁、咳、呼吸困難、下痢、IV部位の熱感、発熱、眠れない、意識消失など。
予防策
- 手指の衛生が最優先。抗菌石鹸で手、爪、指間を洗い、流水で洗い流し、滅菌ガーゼで乾燥させる。
- IVラインと周囲は常に無菌状態を保つ。定期的にドレッシングを確認し、濡れたものや汚れたものは交換する。
IVラインのケア手順
- 投与液と患者氏名を照合し、カルテと再確認する。
- 投与液に「薬剤名・患者名・開始日時・滴下指示・終了予定時刻」などのラベルを貼付し、シフト交代時に情報を共有する。
- IVの先端や針はアルコールパッドで消毒し、感染リスクを低減する。
- 投薬前後は必ずラインをフラッシュし、閉塞を防止する。
- 血管外に液が漏れる「浸潤」や、エアバブルが入らないようにプライミングを行う。
- IVバッグを逆さにし、クランプを開いて上部の空気を抜き、滴下チャンバーに液が入るまで押し続ける。
- 滴下速度の変更は慎重に。過速は薬剤の過剰投与、低速は治療効果の低下につながる。
- ドレッシングがしっかり固定されているか確認し、抜けや破損を防止する。
- 患者の体温を定期的に測定し、感染の兆候を早期に発見する。
- 機械的な閉塞(硬性閉塞)や部分的な閉塞(軟性閉塞)をチェックし、止血栓、チューブのねじれ、エアロックなどを確認する。
- 異常が疑われたらドレッシングを除去し、IV部位を観察。異常は直ちに医師へ報告する。
