イペカックシロップの使用と注意点
効果
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イペカックは催吐剤で、嘔吐を誘発します。また、下痢や発汗を引き起こすことがあります。これらの作用は、エメチンとセファリンという2つの強力な化学成分によります。
歴史的な使用例
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イペカック(イペカクアナ)は、1600年代にブラジルで西欧に紹介されました。パリに持ち帰られ、重度の下痢を伴う赤痢の治療に用いられ、200年以上にわたり使用されました。18世紀には医師トマス・ドーバーが乾燥根を粉末にし、阿片などと混合して熱やその他の症状の治療薬として販売しました。
現代の使用状況
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1965年、米国食品医薬品局(FDA)はイペカックシロップの販売に警告表示と使用指示を義務付けました。1975年の委員会審査で、イペカックは安全な催吐剤と認定され、1982年には急性中毒(誤飲)に対する安全かつ有効な治療薬として分類されました。
しかし、2003年の米小児科学会(AAP)誌掲載の研究は、イペカックシロップが子どもの中毒結果を改善する証拠がないことを示しました。その結果、AAPは家庭内でのイペカックシロップの保管を推奨しなくなり、使用を中止するよう呼びかけています。
警告と安全な処分方法
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イペカックシロップは副作用を引き起こすだけでなく、他の解毒処置と干渉する恐れがあります。不要になった場合は、トイレに流すなどして安全に廃棄してください。
中毒時の対応
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子どもが有害物質を摂取した疑いがある場合は、米国中毒管理センター(1‑800‑222‑1222)へ電話してください。痙攣、意識消失、呼吸停止などの緊急症状が見られる場合は、直ちに911へ連絡し、救急医療を受けることが重要です。
