応急処置時に頭部の二次評価を行う方法
はじめに
野外での死亡原因の一つに、頭部(頭皮、脳、頭蓋骨)の外傷があります。負傷者の頭部を慎重に観察し、即時の搬送が必要か、脳損傷の治療が必要かを判断します。
必要なもの
- ラバーまたはラテックス製の手袋
- 外科用マスク
手順
手袋とマスクを着用し、負傷者に触れる前に感染防止対策を行います。
頭部と顔面を観察し、擦り傷、打撲、開放創、変色、出血がないか確認します。特に耳の後ろの頭蓋骨部は、脳損傷による打撲が出やすいので注意します。
鼻と耳の中を確認し、血液や透明な液体が出ていないかチェックします。
顔面骨の左右対称性や変形を確認します。頬骨の位置がずれていると骨折や腫れが疑われます。
頭部を軽く触診し、腫れ、へこみ、圧痛、痛みがないか調べます。
目を確認し、瞳孔の左右差や視力障害がないか確認します(「バイタルサインの確認」参照)。
