カナダの救急キット要件ガイド
カナダでは救急キットの基準は連邦レベルで定められていますが、各州・準州はそれぞれの職場安全に関する方針や手順を策定しています。地域ごとに細かい要件は異なりますが、職場に救急キットを備えるという基本原則は全国で共通です。救急キットの種類は、作業環境、救急車の到着時間、従業員数などを考慮して決定されます。
救急キットの基本(Kit A)
- Kit A は、従業員が 2〜5 名の小規模な作業現場で必須とされる基本キットです。
- 主な内容物:プラスチック製絆創膏、三角絆創膏、プラスチックはさみ、粘着テープ、ビニール手袋、パッドとペン、滅菌ガーゼパッド、消毒ワイプ、圧迫ドレッシング、非滅菌ガーゼ、自己粘着ガーゼバンド、ステンレス製ピンセット、ポケットマスク。
オフィス環境
- 従業員数が 6 名以上で、救急車の到着時間が 2 時間未満の場合は Kit B が必須です。
- 同条件で到着時間が 2 時間を超える場合は、Kit C が必要となります。Kit C は防水廃棄袋とコンビネーションドレッシングが追加されています。
リモート環境
- 従業員が 2 名以上いるリモート作業現場では Kit C が求められます。内容物はガーゼ、プラスチック絆創膏、木製スプリント、ビニール手袋などです。
- 従業員が 1 名だけで他のグループと離れた場所で作業する場合は Kit D が必要です。Kit D には防水テープとプラスチック粘着ストリップが加わります。
- 小型車(自動車・バン・トラック以外)で 1〜3 名がリモート環境を移動する場合も Kit D を備える必要があります。
その他の環境
- 上記のオフィス・リモートに該当しない環境を「その他」とし、従業員が 6 名以上で救急車の到着時間が 20 分未満の場合は Kit B が必要です。
- 同条件で到着時間が 20 分を超える場合は Kit C が求められます。
