応急処置時に脊髄損傷を除外する方法
一次・二次評価(一次評価と二次評価)を行った後、脊髄損傷の有無を確認することが重要です。損傷が除外できれば、被害者をより安全かつ容易に移動できます。
手順
被害者に名前、場所、時間、何が起きたかを尋ねます。最初の3項目に正確に答えられない場合は信頼できる患者とはみなせず、脊髄損傷の除外はできません。
薬物やアルコールの使用痕跡がないか確認します。使用の兆候がある場合も信頼できず、除外できません。
「注意をそらす傷」(強い痛みを伴う他の外傷)があるか確認します。これがあると脊髄損傷の除外はできません。
両手の指先と両足の足指の爪先を軽く押し、圧力を離した後2秒以内に血色が戻るか観察します。戻りが遅い場合は循環不全の可能性があり、脊髄損傷が疑われます。
指と足指を動かせるか確認します。動かしにくい、または極端に弱い場合は脊髄損傷の可能性があります。
指と足指を軽く握ります。しびれやチクチク感があれば脊髄が損傷している可能性があります。
首の付け根から背中の下部まで、各椎骨を中程度の圧力で触診します。痛みがある場合は脊髄損傷の疑いがあります。
