オーディオロジストが使用する主要ツール
聴覚専門家であるオーディオロジストは、さまざまな機器や手法を用いて聴覚の評価・治療を行います。新生児から高齢者まで、あらゆる年齢層の患者の聴覚障害の予防、診断、リハビリテーションを支援します。
オーディオメーター
患者の聴覚感度を測定する基本的な機器です。ヘッドホンを装着させ、異なる音圧レベルと周波数の音をランダムに提示し、患者が聞こえた耳を手で上げるかボタンで応答します。
聴覚スクリーニング装置
主に「脳幹反応検査(ABR)」と「耳声発射検査(OAE)」の2種があります。どちらもヘッドホンからクリック音を送出し、聴覚機能を評価します。ABRは頭部に装着した電極で脳波活動を測定し、OAEは耳道内で音が反射する時間を測定します。
耳鏡(オトスコープ)
外耳道と鼓膜を直接観察するための器具です。ハンドル、光源、拡大レンズ、先端コーンから構成され、コーンを耳に入れて拡大鏡で内部を確認します(耳鏡検査)。
補聴器アナライザー
患者が使用している補聴器の性能と増幅レベルを評価し、最適な設定に調整します。会話音や環境音が正常な聴覚者と同等に聞こえるようにし、結果は画面に表示されてオーディオロジストが分析します。
鼓膜計(チンプノメーター)
鼓膜と中耳の機能を測定する装置です。ハンドルとコーン、そして画面付きヘッドを備え、コーンを耳に装着して気圧を変化させます。その際の鼓膜の反応を記録し、中耳の状態を評価します。
