滅菌方法の選択に用いる3つの器具分類とは?
滅菌方法の決定に用いる3つの器具分類
滅菌レベルは、器具が体内や皮膚にどの程度接触するかによって分類されます。以下の3つの分類が一般的です。
1. クリティカル(Critical)
無菌組織や血管系に侵入する器具です。最も高いレベルの滅菌が必要で、通常は加圧蒸気(オートクレーブ)で行います。例:手術器具、注射針、インプラントなど。
2. セミクリティカル(Semi‑critical)
粘膜や損傷した皮膚に接触する器具です。高いレベルの滅菌が求められ、加圧蒸気、化学消毒剤、放射線などで処理できます。例:内視鏡、喉頭鏡、スペキュラムなど。
3. ノンクリティカル(Non‑critical)
完全な皮膚表面にのみ接触し、侵入しない器具です。低いレベルの滅菌で十分で、石鹸水や消毒剤、拭き取りで対応します。例:聴診器、血圧計カフ、体温計など。
