リンコマイシン(リンドシン)の副作用と使用上の注意点

リンコマイシンとは

リンコマイシン(商品名:リンドシン、バクトラミシン)は、細菌感染症の治療に用いられる処方抗生物質です。ペニシリン注射が困難な患者に対し、タンパク質合成を阻害することで細菌の増殖を抑えます。使用目的は医師の判断により決定されます。

主な副作用(軽度)

  • 嘔吐
  • 軽い皮膚刺激
  • 下痢
  • 排尿障害
  • 吐き気
  • 注射部位の痛み

上記の症状が重くなる、または長期間続く場合は速やかに医師に相談してください。

重篤な副作用

  • めまい
  • 皮膚や眼球の黄疸
  • 四肢のむくみ
  • 重度の皮膚刺激
  • 血便
  • 激しい下痢や腹痛
  • 尿量減少
  • 嚥下困難
  • 顔面・唇の腫れを伴う重度のアレルギー反応

これらの症状が現れた場合は直ちに救急医療を受けてください。

使用方法

リンコマイシンは筋肉内注射で投与されます。以下の点に注意してください。

  • 医師の指示通りに注射し、曇りや瓶の破損がある場合は使用しない。
  • 毎日同じ時間に投与し、投与間隔は12〜14時間が一般的。
  • 針やシリンジは使い捨てとし、再利用しない。
  • 室温(熱と湿気を避ける)で保存する。

注意事項

  • ウイルス感染症には効果がなく、細菌感染症のみに使用する。
  • 乳幼児や新生児への使用は重篤な副作用のリスクがあるため禁忌。
  • 授乳中の使用は母乳を通じて赤ちゃんに移行する可能性があるため、医師と相談する。
  • 症状が改善しても、医師の指示した期間は必ず服用を続け、再発を防止する。
  • 高齢者は副作用が出やすいため、慎重に使用する。

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