ゲル電気泳動チャンバーの作り方
ゲル電気泳動は、臨床や基礎科学の研究で広く用いられる手法です。タンパク質やDNAをサイズ別に分離し、測定やさらに詳しい解析を行うことができます。試料はゲルの一端にロードし、電場をかけることで分子はサイズに応じて移動し、分離されます。
家庭でも、身近にある材料だけでゲル電気泳動用のタンクを自作できます。以下に必要な材料と組み立て手順を紹介します。
必要なもの
- 大型プラスチック収納容器
- ステンレス製ワイヤー
- ねじ 2本
- 小型プラスチック容器(チューブ)
- コーム(ピンセット)
組み立て手順
1. 大型チャンバーの作成
- 大型容器の幅に合わせて、ワイヤーを2本カットします。
- 各ワイヤーの一端をねじに巻きつけ、まっすぐに保ちます。
- ワイヤーを容器底部の幅に沿って配置し、ねじを対角に置きます。ねじはテープで固定します。
2. 小型ゲルチャンバーの準備
- 小型容器をゲルの鋳造用チャンバーとして使用し、容器全体が大型容器内部に収まることを確認します(ねじがテープで固定されていても問題ありません)。
- 小型容器のワイヤーに接する側の壁を取り除き、ワイヤーに面した開口部を作ります。
- コームの歯を必要な数だけ切り取り、ゲルを鋳造した際に間隔のあるウェルが形成されるようにします。
