洪水時に感電する原因とは?
洪水は川の水位が増し、河床を超えて陸地に流れ込む現象です。水が溢れると、主な死因は溺死ですが、感電も致命的なリスクとなります。感電は、家庭内の電気設備、落下した電線、そして雷によって引き起こされます。
雷
洪水時に雷が伴うことがあります。水面に落ちた雷は、落下点から約30メートル(約100フィート)離れた場所でも危険です。金属配管など導電性のあるものに雷が流れると、危険範囲はさらに拡大します。急激に上昇する水に対処するために家屋や車の屋根に避難する際も、雷による感電リスクがあります。
家庭内の電気設備
浸水した住宅内で水が電気配線やブレーカーボックスに触れると、感電の危険が生じます。浸水した部屋で電源コンセントに足を踏み入れたケースや、濡れた手でスイッチを操作したり、水中で電気を切ろうとすると感電します。
倒壊した電線
倒れた電線は、地面や水中に落ちても電流が流れ続けます。高圧線は郊外にありますが、街中を走る中低圧の配電線は木の枝が折れた際に切れ、地上や水面に垂れ下がります。電線が金属や水に接触すると電流が伝導し、感電リスクが高まります。電話線も心臓ペースメーカー使用者に危険です。
感電の影響
雷や家庭内・電線からの感電は致命的になることがあります。電流が体を通過すると、重度の火傷や心室細動を引き起こし、心停止や不整脈、筋肉壊死につながります。また、脳に影響を与え、意識喪失、筋肉痙攣、神経障害(神経細胞の永続的損傷)を招くことがあります。
