木材燃焼と大気汚染の影響
化学物質
米国環境保護庁(EPA)が1993年に実施した調査によると、木材の煙には約50種類の化学物質が含まれており、炭素一酸化物や発がん性物質も含まれます。
微粒子(粒子状物質)
木材の煙で最も問題となるのは、すすやタール状物質に含まれる微小な炭化水素粒子です。これらは高濃度で吸入すると健康に害を及ぼします。2005年のUSA Todayの記事によれば、微粒子は心疾患を悪化させ、喘息発作を誘発するとされています。
煙の問題、火そのものではない
木材を燃やすこと自体よりも、燃焼が不完全で煙が多く出る状態が問題です。煙が多く出るくすぶり燃焼は、炎がはっきりと燃える燃焼に比べて粒子排出量がはるかに高くなります。
予防と対策
硬木や十分に乾燥させた薪は、燃焼が均一で煙が少なくなります。燃焼中は炎が見える状態が理想で、煙突からは透明または白い煙が出るべきです。灰色や青みがかった煙は粒子が多いサインです。
ストーブの選び方
EPA認証を受けた木材ストーブは、排出ガスを最大90%削減できる設計が施されています。中には触媒コンバータを搭載し、微粒子の発生をさらに抑える製品もあります。
