日焼け止めに含まれる主な化学成分は?

日焼け止めは紫外線から肌を守り、皮膚がんや光老化を防ぐために広く推奨されています。しかし近年の研究では、日焼け止めに含まれる化学物質が体内に蓄積し、長期的に健康に悪影響を及ぼす可能性や、海洋に流出してサンゴ礁の白化を引き起こすことが指摘されています。

日焼け止めに使用される主な化学成分

シンナミン系(Cinnamates)

  • オクチルメトキシシンナマート、シノキサート、オクトクリレン、エチルヘキシルp‑メトキシシンナマートなど。紫外線を吸収します。

サリチル酸エステル系(Salicylates)

  • オクチルサリチル酸、エチルヘキシルサリチル酸、ホモサレート。ホモサレートは米国食品医薬品局(FDA)がSPF測定に使用する基準物質です。

パディメートO(Padimate O)

  • 有機化合物で紫外線を吸収しますが、アレルギー反応や衣類へのシミの問題から使用が減少しています。

オクトクリレン(Octocrylene)

  • ジェルタイプの日焼け止めに配合され、紫外線吸収に役立ちます。単独では効果が弱く、他の成分と組み合わせて使用されます。

エンシュリゾール(Ensulizole)

  • 水溶性で、紫外線の一部をカットしますが、全波長を遮断するわけではありません。

アボベンゾン(Avobenzone)

  • 皮膚への浸透性が高く、効果は約1時間程度と比較的短いです。

これらの成分はそれぞれ特性が異なり、製品によって組み合わせが変わります。使用時は成分表を確認し、肌質や環境への影響を考慮してください。

屋外の安全 - 関連記事