危険物(ハザードマテリアル)ガス分類の概要

危険物(ハザードマテリアル)ガス分類の概要

燃焼性ガス(Division 2.1)

米国運輸省(DOT)が定めるクラス2の第1部門です。20℃以下かつ大気圧(101.3 kPa)で気体であり、沸点が海面で20℃です。体積比で空気中13%以下で引火し、可燃範囲が少なくとも12%あるものが該当します。代表的なガスにはアセチレンや水素があります。

非燃焼・非有毒圧縮ガス(Division 2.2)

クラス2の第2部門で、20℃で絶対圧が280 kPa(40.6 psi)以上の圧縮ガス、加圧低温ガス、溶液中の圧縮ガス、液化ガス、窒息性ガス、酸化性ガスなどが含まれます。Division 2.1や2.3の条件を満たさないものが対象です。例として窒素やネオンが挙げられます。

毒性ガス(Division 2.3)

同じくクラス2の第3部門で、20℃以下かつ大気圧(101.3 kPa)で気体、沸点が海面で20℃です。吸入により死亡または重篤な傷害を引き起こす毒性を有します。代表的なガスはフッ化水素、塩素、水素シアン化物です。

その他の危険物クラス

DOTはガスだけでなく、すべての危険物を9つのクラスに分類しています。

  • クラス1:爆発物(相互適合性により細分化)
  • クラス2:圧縮・液化ガス(本稿で紹介)
  • クラス3:可燃性液体(可燃性に応じて細分化)
  • クラス4:可燃性固体(自燃性・湿潤時の危険性で分類)
  • クラス5:酸化剤・有機過酸化物
  • クラス6:有毒・感染性物質
  • クラス7:放射性物質
  • クラス8:腐食性物質
  • クラス9:上記に該当しないその他の危険物

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