Special K(ケタミン)の効果とリスク
ケタミン塩酸塩(通称Special K)は、獣医療や小児・健康上の問題を抱える患者の全身麻酔薬として使用されます。医薬品ボトルに液体で販売され、スケジュールIIIに分類される規制物質です。服用すると感覚と認知が分離する解離性体験を引き起こすことがあります。
低用量
クラブなどでケタミンを鼻から吸引する人は、リラックスした夢見るような状態を求めます。低用量は軽度の刺激薬として心拍数と血圧を上昇させ、血流に入るとすぐに効果が現れます。利用者は自分の身体から浮き上がる感覚や、手足のしびれを報告しています。
高用量
高用量を摂取すると、マリファナ、コカイン、笑気ガス、阿片、アルコールが混ざったような強力な幻覚作用が現れます。約100 mgのケタミンで「Kホール」と呼ばれる状態になり、落下や飛行といったビジュアル幻覚が起こり、意識が身体から切り離されます。多くの人は死に直面したかのような感覚を経験し、動けなくなることもあります。トリップは通常45分から90分続き、座位や仰向けの姿勢で過ごすことが多いです。
副作用
ケタミン使用後には吐き気や嘔吐、眠気、倦怠感、筋肉痛などが現れることがあります。逆に、身体を伸ばしたくなるほどの活力を感じる人もいます。強い幻覚体験をした場合、記憶が曖昧になり、トリップ中の映像を思い出せないことがあります。
常用のリスク
BBCニュースが報じたUCLの研究(対象120名)では、常用者は会話や人名、パターンを思い出す能力が低下していることが示されました。また、ケタミンは肝臓で代謝されるため、抗HIV薬のプロテアーゼ阻害剤と併用すると肝炎や黄疸を引き起こす恐れがあります。頻繁な使用は依存症やさまざまな神経症を招く可能性があります。
