人類の生態系を制限する要因

疾病

2011年3月時点で、次の大流行が懸念されています。過去のインフルエンザ大流行は甚大な被害をもたらし、1918年のスペイン風邪は世界で約5,000万人が死亡しました。SARSは約800人、H5N1は監視が不十分だとスペイン風邪を超える死者数になる恐れがあります。こうした例は極端ですが、疾病は毎年多くの命を奪い、人口増加を大きく抑制します。

核兵器

2011年現在、米国だけで約2,600発の核弾頭が即発射可能な状態にあります。米国の核潜水艦1隻で192発を搭載でき、ロシア人口の3分の1を一瞬で壊滅させる火力に匹敵します。米国の核兵器総数のわずか3%でも5,000万人規模の死傷者を出す可能性があります。米国は核保有国の一つに過ぎないため、全世界的な核戦争とそれに続く核冬が実現すれば、人類の人口増加を根本的に抑える要因となります。

飢饉

飢饉も人口抑制の重要な要因です。歴史上、数多くの悲劇的な飢饉が起きました。最も有名なのは19世紀中頃のアイルランドのジャガイモ飢饉です。1845年にジャガイモが食べられない状態になり、10年で75万人が死亡し、200万人が英国・米国・カナダへ移住しました。極端な例ではありますが、食料資源の競争は多くの人々の生存を脅かし、広く人口増加を制限します。

避妊

避妊は妊娠を防ぐ行為で、現在では禁欲、コンドーム、ピルなど多様な方法が普及しています。避妊は出生率を直接下げるため、人類のエコシステムにおける人口抑制要因の一つです。

公衆衛生 - 関連記事