鉛ペイントの改修と除去の違いとは?
1970年代以前に住宅で広く使用されていた鉛塗料は、特に小児や妊婦に深刻な健康リスクをもたらす環境汚染物質です。リフォームや鉛除去作業を行う際は、鉛やその粉塵の拡散防止が不可欠です。
鉛の改修(Lead Renovation)
改修作業中に鉛塗料が付着した表面を切断、研磨、解体などすると、鉛の粉塵やチップが空気中に放出されます。米EPAは、1978年以前に建てられた住宅で作業する業者に対し、鉛安全手順の遵守を義務付けており、これにより鉛の放出と曝露リスクを最小限に抑えます。
鉛の除去(Lead Abatement)
鉛塗料の危険性を低減するすべての作業を除去と呼びます。主な方法は、封じ込め、塗料除去、部材交換、封止(エンカプスレーション)です。いずれの方法も、建物内の鉛塗料による危険を最小化することが目的です。
鉛の最小化(Minimizing Lead)
住宅のリフォームや鉛除去を行う際は、以下のポイントを守ることで、鉛の拡散を防げます。
- 作業エリアをビニールシートで完全に封じ、立ち入りを制限する。
- 作業場を常に掃除し、粉塵が舞い上がらないようにする。
- 保護具(ゴーグル、手袋、カバーオール、マスクまたは呼吸用防護具)を必ず着用する。
- 作業終了後は徹底的に清掃し、残留粉塵を除去する。
