ベッドバグに関する法律と規制は?
問題点
都市部、特にホテルや集合住宅などのマルチユニット住宅では、ベッドバグ(学名: Cimex lectularius)が深刻な問題となっています。夜間に人間の血を吸うため、見つけにくく、刺されると痒みや感染症のリスクがあります。そのため、ニューヨーク州とニュージャージー州では厳しいベッドバグ対策法が制定されています。
規制概要
ニュージャージー州は2009年に包括的なベッドバグ規制を導入しました。ニューヨーク市や他の大都市圏でも同様の法律が施行されています。主なポイントは、住民・大家に対してベッドバグの認識と対処法を周知させることです。具体的には、政府から配布されるパンフレットを受領したことを証明するための返信用封筒(返信用はがき)を送付し、受領・理解を確認します。返信がなくても、政府は住民と大家が情報を受け取ったとみなします。
大家の義務
ニュージャージー州・ニューヨーク州の法律では、大家はベッドバグが発生した場合、速やかに対策を講じる義務があります。テナントは、大家の過失によりベッドバグが拡大したときに訴訟を起こすことができます。大家は、認可された害虫駆除業者による定期検査と駆除を実施し、費用は大家が負担します。支払いを拒否した場合、業者は州へ申し立てを行い、罰金などの行政処分が科される可能性があります。
根絶対策
ベッドバグの原因となる隙間やひび割れは、大家やホテルオーナーが速やかに修繕しなければなりません。床や壁のすき間、ベースボードの劣化なども同様です。特定のエリアでベッドバグが確認された場合は、専門業者による即時駆除が求められ、費用は所有者または大家が負担します。
