MRSA感染を根絶する方法
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、皮膚の切り傷やひび割れ、乾燥した肌から体内に侵入するスタフ感染です。β-ラクタム系抗生物質(ペニシリン系やオキシシリン、アモキシシリンなど)に耐性があるため、通常の治療が効きにくい特徴があります。
MRSA感染を根絶する方法
- 医師に適切な抗生物質を処方してもらう。 MRSAに有効な抗生物質として、クリンダマイシン、トリメトプリム・サルファメトキサゾール(TMP‑SMX)などが使用されます。
- 抗菌軟膏や抗菌石鹸で皮膚の細菌数を減らす。 医師の指示のもと、外用抗生物質や抗菌石鹸を使用し、感染拡大を防ぎます。症状が悪化したり、改善が見られない場合は速やかに医師へ報告してください。
- 感染部位のドレナージ(膿の排出)を受ける。 医師が傷口を開いて膿を排出し、適切に創を覆います。自己処置で絞ったり刺したりすると、細菌が深部に広がり症状が悪化する恐れがあります。
- 家庭内の環境を徹底的に消毒する。 つまようじやはさみなど頻繁に使用する器具はイソプロピルアルコールで消毒し、スポーツ用具やユニフォームは週に一度は洗濯します。市販の消毒剤や、1カップ(約15 ml)の漂白剤を1クォート(約950 ml)の水に混ぜた自家製消毒液でも効果的です。体液が付着した衣類は必ず事前にすすぎ、洗濯してください。
上記の対策を組み合わせて実施すれば、MRSA感染の拡大を防ぎ、早期に治癒へ導くことが可能です。
