イギリスにおけるボトル入り水の規制

1996年、英国食品安全庁はボトル入り水の製造・販売に関する規制を初めて制定し、以降何度も改正されています。ボトル入り水の消費が急増する中、消費者はその安全性や成分に関心を高めています。英国で販売されるすべてのボトル入り水は、以下の3つのタイプのいずれかとして表示しなければなりません。

種類

  • 天然ミネラルウォーター:地下の水層や堆積層から湧き出た水で、自然の湧出口から採取されます。
  • スプリングウォーター:地下水源から直接ボトル詰めされ、微生物検査などのラベル要件を満たすもの。
  • ボトル飲料水:泉や天然ミネラル源ではなく、上水道など様々な供給源から得られ、規定の安全基準を満たすもの。

天然ミネラルウォーター

天然ミネラルウォーターは認定された泉から採取され、自然の湧出口から直接汲み上げられなければなりません。泉は汚染がなく、源泉情報が把握されている必要があります。水の物理的・化学的特性は定期的に分析され、長期にわたるデータで品質が一定であることが確認されます。

スプリングウォーター

スプリングウォーターは地下の帯水層やその他の水源から採取され、採取地点で直ちに瓶詰めされます。化学組成は一定である必要はありませんが、微生物数などの生物学的指標は継続的にチェックされます。ラベルには採取した泉の名称や所在地が記載されます。

ボトル飲料水

ボトル飲料水は処理に関する制限はなく、処理が人の飲用に適さないものにならなければ使用できます。ただし、食品安全庁が定めた安全基準を満たす必要があります。フレーバー付きの水はソフトドリンクとみなされ、規制の対象外です。また、非常用水は本規則の対象外です。

取締り

地方自治体は水施設に対し定期的な検査を行い、食品安全庁の基準遵守を確認します。検査の際は施設内への立ち入りが許可され、事業者は微生物、化学、物理的特性の毎日のモニタリングを実施します。検査の頻度やサンプリングは当局の裁量で決定されます。

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