カナダ看護師協会 登録看護師向け倫理規範
カナダでは、登録看護師はカナダ看護師協会(CNA)によって定められた規則と規制に従っています。倫理規範は、あらゆるレベルの看護師が倫理的に難しい状況に対処するための指針です。規範の全体的な目的は「カナダ看護師協会の登録看護師向け倫理規範は、看護師の倫理的価値観と、健康ケアを必要とする人々やケアを受ける人々に対する看護師の責務を示す声明である」と述べています。
機能(Function)
倫理規範は看護師によって看護師のために作成され、専門基準、法律、規則と併せて使用されます。その目的は「看護師の倫理的実践の基盤となること」です。また、自己評価や同僚評価のツールとしても活用され、必要に応じてフィードバックを提供できます。
説明責任(Accountability)
看護師は自己規制の職業であるため、倫理規範に定められた基本的な看護価値を守らない場合は、監督機関に対して説明責任を負います。誠実に、自己の能力範囲内で実践し、常に適格な状態を維持しなければなりません。利益相反を特定し、氏名・役割・肩書きを明確に示し、職務を遂行できない同僚がいる場合は認識して対処します。また、知識や指導、フィードバックを学生や同僚、他の医療専門職と共有することが求められます。
透明性(Transparency)
看護師が患者や家族に正直な情報を提供すれば、彼らは自らと家族のために適切な判断ができます。これにより全体に好影響がもたらされます。看護師は、ケア対象者の尊厳が侵害された場合はそれを報告し、専門的な境界を保つ義務があります。
基本的価値観(Primary Values)
看護師は能力があり、思いやりを持ち、安全かつ倫理的なケアを提供しなければなりません。患者と協働して、可能な限り最高のケアを実現し、情報提供は正確であることが求められます。プライバシーと機密保持法に基づき、提供した情報は守秘されます。
利点(Benefits)
看護師は自己規制職業の一員であることの利点を理解し、看護団体に直接的な責任があります。倫理規範は他の医療専門職や一般市民に、看護師が果たすべき責務を明らかにします。
