ナンキンムシの見分け方

ナンキンムシの見分け方

幼虫(ニンフ)は約1.5mmでポピーの種ほどの大きさです。成虫は5〜7mmで約1/4インチ、楕円形で平らな体をしています。血を吸うと幼虫は透明から鮮やかな赤に変わり、成虫は赤褐色で、血を吸うとさらに赤くなります。翅はほとんど退化しているため、飛ぶことはありません。

歴史

ナンキンムシは世界中に分布していますが、第二次世界大戦前の米国では特に多く見られました。1950年代にDDTが広く使用されたことで米国内の個体数は激減しましたが、DDT使用規制や海外からの移入に伴い、近年再び感染例が増加しています。

生息場所

ナンキンムシは宿主の住居に潜むのが好きで、特にベッド周辺に多く潜みます。カーテンの折り目、籐家具の隙間、マットレスやベッドフレームの割れ目など、暗くて狭い場所を好みます。夜間に活発に活動しますが、空腹時は昼間にも姿を見せます。

ナンキンムシの咬み跡

咬み跡は蚊やノミの刺し痕と似ていることがあります。夜間に活動するため、睡眠中にかまれ、顔や手、首、腕に小さな平らな隆起や赤い腫れが現れます。かゆみや腫れが起こりますが、掻きむしると感染の恐れがあります。通常は特別な治療は不要ですが、かゆみが強い場合はステロイド外用薬や抗ヒスタミン剤の使用を検討してください。

駆除方法

一度定着すると駆除は容易ではなく、専門の害虫駆除業者に依頼するのが一般的です。業者はマットレスやボックススプリングの処分可否を判断し、安全なスプレーや粉剤の使用を提案します。隙間や割れ目の清掃には強力な掃除機が必要です。また、すき間や配管周りのシーリングで隙間を埋めることも有効です。

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