皮内注射の手順と注意点
皮内注射は、皮膚の表皮下に物質(アレルゲン、ワクチンなど)を投与する方法です。結核のスクリーニング(PPD検査)やアレルギー検査、2009年に欧州で承認されたインフルエンザワクチンなどで広く使用されます。投与後は必ず反応の観察が必要です。
準備
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使用する薬剤は多くの場合冷蔵保存されます。包装に特別な指示がない限り、使用前に室温に戻しておきます。
針は一般的に26ゲージ(長さは1/2インチ以下)を使用し、チューブリンシリンジ(1 mL)に装着します。その他、綿球・綿パッド、アルコール消毒用綿、使い捨て手袋が必要です。
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注射部位は打ち身、発疹、皮膚損傷がない清潔な場所を選びます。内側前腕や肩甲骨付近、その他指示された部位が一般的です。必ず使用ガイドラインを確認してください。
注射
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手を石鹸と水で洗浄し、手袋を装着します。注射部位をアルコールで十分に消毒し、乾燥させます。
皮膚を軽く固定し、皮膚を伸ばしたり動かしたりしないようにします。針の先端(ベベル)は上向きにし、約15度の浅い角度で皮膚に挿入します。
皮膚のすぐ下で抵抗を感じたら正しい深さです。深すぎる場合は針を少し引き戻し、ベベルが皮膚表面にほんの少しだけ入る状態にします。
プランジャーを押し込み、薬剤を注入します。注射部位に小さな膨らみ(ウィール)ができれば成功です。
アフターケア
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針は挿入したときと同じ角度で抜きます。綿球や綿パッドで止血し、出血が止まるまで軽く覆いますが、強く押さえたりこすったりしないでください。
アレルゲン検査の場合は患者が近くにいる必要があり、反応の有無を観察します。結核検査は投与後24〜48時間で結果を評価します。
注意点
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皮内注射中に皮膚が裂けることがあります。針はできるだけ安定させ、患者には動かず静止してもらうよう指示してください。
使用薬剤に対するアナフィラキシー反応(発疹、呼吸困難、めまい、顔や手の腫れなど)を常に監視し、必要に応じて速やかに治療できるよう準備しておきます。
投与前には必ず患者の確認、薬剤の有効期限、医師の指示をチェックし、所属機関のプロトコルに従って実施してください。
