身体的影響
- 発熱、頭痛、喉の痛み、リンパ節腫脹、発疹などの初期症状が現れます。また、機会感染、倦怠感、下痢、呼吸困難、免疫不全に伴うさまざまな疾患が続発します。
心理的影響
- スティグマや差別によるストレスが大きく、HIV関連認知症、軽度認知運動障害、気分障害、不安障害など神経系への影響も報告されています。
社会的・経済的影響
- 1980年代初頭の発見以降、全世界で2000万人以上が死亡しました。治療費は高額で家計を圧迫し、特に開発途上国では労働力の喪失が経済成長を阻害しています。
進行の逆転
- サハラ以南のアフリカでは、エイズ流行前の平均余命62歳が、現在は約47歳に低下しています。教師の死亡や子どもの介護による学校離脱も教育に深刻な影響を与えています。
研究動向
- 根治療法は未だ確立されていませんが、感染拡大を防ぐために膨大な資金が投入されています。現在、逆転写酵素を阻害しウイルス増殖を抑えるヌクレオシド類似逆転写酵素阻害薬(NRTI)の開発が進められています。
