タバコ喫煙と健康に関するQ&A
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、喫煙は体のほぼすべての臓器に害を及ぼす危険な行為です。米国では年間約44万3千人、全死亡者の約5分の1が喫煙が原因と推定されています。タバコと健康について疑問を持つ方も多いでしょう。
タバコが有害な理由は何ですか?
米国がん協会によると、タバコの葉自体に放射性物質が含まれており、煙にも微量の放射性物質が含まれます。喫煙者はこれらを肺に取り込み、時間とともに放射線量が蓄積し、肺がんの一因となります。さらに、タバコの燃焼や添加物により、タール(4,000以上の化学物質を含み、うち60種は発がん性が確認)やアンモニア、メタノール、ホルムアルデヒド、シアン、ベンゼンなど有害物質が生成されます。
妊娠中の喫煙は母体と胎児にどんな影響がありますか?
妊娠中に喫煙すると、流産、早産、死産、低出生体重児、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まります。喫煙した母体の血流に有害物質が入り、胎児へと移行します。また、授乳時にも有害物質が母乳を通じて赤ちゃんに伝わります。
喫煙は肺にどのような影響を与えますか?
喫煙は肺がん以外にも重篤な肺疾患を引き起こします。慢性気管支炎は気道が過剰に粘液を分泌し、頻繁な咳を招きます。肺気腫は肺組織が破壊され、血中への酸素供給が著しく低下し、息切れや酸素チューブによる補助が必要になることがあります。
タバコは本当に依存性がありますか?
はい、タバコはニコチンを含むため強い依存性があります。ニコチンは喫煙欲求を刺激し、依存が形成されると禁煙時に頭痛、神経過敏、イライラ、不眠などの離脱症状が現れます。大量摂取すれば呼吸筋を麻痺させ、致死的になることもある有毒物質です。
