レストランでの喫煙に関する実態と影響
米国におけるレストランやバーでの喫煙問題は、健康リスクや経済への影響、州ごとの規制状況など多面的に議論されています。以下に主要な統計・健康・ビジネスへの影響、そして州別の禁煙状況をまとめました。
統計
- 2010年7月に実施されたギャラップ調査で、1,020人の米国成人にバー・レストラン・ホテルでの禁煙について尋ねたところ、59%がレストランでの喫煙を禁止すべきと回答しました。これは2007年の54%から上昇しています。36%は指定された換気されたエリアでの喫煙を容認し、4%は全く制限すべきでないと答えました。調査開始の1987年では、レストラン禁煙を支持したのはわずか17%でした。
健康への影響
- マルチノマ郡保健局とオレゴン州保健サービス局の研究によると、レストラン従業員が受動喫煙にさらされると、非喫煙環境で働く従業員に比べ肺がんリスクが高まります。受動喫煙に含まれるニコチン由来ニトロソアミンケトン(NNK)は強力な発がん性物質であり、タバコ煙には心疾患や各種がんの原因となる50種以上の発がん物質が含まれています。
ビジネスへの影響
- 一部のレストラン・バー経営者は禁煙が売上減少につながると懸念していますが、実際にはそうとは限りません。ミルウォーキー・ビジネス・ジャーナルによれば、ワシントン州で禁煙法が施行された2年後、レストランとバーの売上は1億5千万ドル以上増加しました。
州別の禁煙状況
- 2011年のアメリカ非喫煙者権利基金のデータによると、米国で禁煙法を導入していない州は14州だけです。対象州はアラバマ、アラスカ、アーカンソー、ジョージア、インディアナ、ケンタッキー、ミシシッピ、ミズーリ、オクラホマ、サウスカロライナ、テキサス、テネシー、ウェストバージニア、ワイオミングです。
