酸素療法を受けている方が喫煙すると起こる危険性

大気は約78%の窒素と21%の酸素で構成されています。肺疾患などで血液中の酸素濃度が不足する患者は、医師から酸素療法が処方され、100%の純粋な酸素を供給します。

酸素は燃焼を加速させる

酸素は火と混ざると燃焼を促進し、火はより高温で速く燃え上がります。長期酸素療法を受けている人は、血液だけでなく、周囲の衣類、髪、家具、カーペットなども酸素に満たされやすく、火災リスクが高まります。

統計データ

米国の住宅火災で最も多い死因はタバコ使用に起因する火災です(メイン州保健福祉局の調査)。メイン州と他3州で、7年間に酸素療法中の住宅で起きた致死的な火災を調査した結果、死亡者は合計38人(うち未成年1人)でした。そのうち34人は酸素療法中に喫煙していたと報告されています。マサチューセッツ州消防局は、酸素が使用されている家庭での喫煙を禁止すべきと警告しています。

安全対策

  • 火災が発生した場合は、酸素供給をすぐに止め、速やかに屋外へ避難してください。
  • 家庭内に作動可能な消火器を常備し、炎や可燃性物質から遠ざけましょう。
  • 酸素濃縮器に延長コードを使用したり、他の電化製品と同じコンセントに差し込むことは絶対にしないでください。

酸素療法中の喫煙は、火災の発生と拡大を極めて危険にします。安全な生活環境を保つために、喫煙は絶対に避け、適切な火災対策を講じましょう。

喫煙とたばこ - 関連記事