タバコ対策の助成金制度と主要支援団体
米国では毎日約4,000人の12〜17歳が初めてタバコに火をつけ、同年代の19%が喫煙経験があるとCDCが報告しています。このような若年層の喫煙拡大を防ぐため、さまざまな団体が助成金を通じて禁煙・予防・研究・法執行プロジェクトを支援しています。
ブルームバーグ・イニシアティブ
ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグが設立したブルームバーグ・フィランソロピーは、2006年にタバコ規制プログラム向けの助成金制度「Bloomberg Initiative Grants Program」を開始しました。所得に関係なく40か国以上が対象で、特に喫煙率が高い国に重点的に資金を提供しています。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、ブルームバーグ・イニシアティブなどを通じてタバコ対策への助成金を行っています。特にアフリカ諸国など喫煙率が高い地域での禁煙プログラムや、タバコの有害性を証明する研究に資金を提供しています。
ロバート・ウッド・ジョンソン財団
ロバート・ウッド・ジョンソン財団は、保健分野のイニシアティブに総額3億5,000万ドルを投入しており、そのうち1,200万ドルを2003年に「タバコ政策変更」プロジェクトへ支援しました。このプロジェクトは政府機関や非営利団体に対し、喫煙規制や禁煙政策の策定を支援しています。
アメリカがん協会
アメリカがん協会は、タバコ規制に関する枠組み(Framework Convention on Tobacco Control)を通じて、アドボカシー、研究、技術、制御プロジェクト向けに助成金を提供しています。例として、38か国・46団体に対し67件の助成金を交付しています。
米国司法省
米国司法省は「アルコール・タバコ・銃火器訓練」助成金を警察機関に提供し、タバコに関わる法律や取り締まりに関する研修を実施させています。この助成金は制服警官以外の職員を対象としています。
