オーバージェット(前突)とは何か
オーバージェット(前突)とは
オーバージェットは、口を閉じた状態で上顎の中切歯が下顎の中切歯の前方に水平に重なる程度を指します。
正常範囲と過度のオーバージェット
正常な噛み合わせでは、上顎切歯は下顎切歯と約2〜3 mm 重なります。3 mm を超えて前方に突出している場合は「過度のオーバージェット(過大前突)」と呼ばれます。
審美性と機能への影響
オーバージェットは笑顔の審美性だけでなく、歯や顎の機能にも大きく関わります。過度のオーバージェットが続くと、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 発音障害や特定の音の発音が困難になる
- 歯の摩耗が進行しやすい
- 歯肉の退縮
- 口腔内軟組織への外傷
- 噛む・咀嚼がしにくくなる
- 顎関節症(TMJ)のリスク増大
矯正治療での改善
矯正装置(ブラケットやワイヤー、インビザラインなどのクリアアライナー)を用いることで、過度のオーバージェットは効果的に矯正できます。適切な治療により、審美性の向上だけでなく、噛み合わせや顎関節の健康も改善されます。
