アルゴンガス溶接における有害性と対策
過剰曝露の症状
- 短時間の曝露でめまい、吐き気、鼻・喉・目の乾燥や刺激感が現れます。
- 重度の曝露では、目の涙が出る、頻繁な咳、嘔吐、呼吸数・脈拍の増加、胸痛、意識喪失、痙攣、呼吸不全など深刻な症状が出ます。
吸入による影響
- 酸素欠乏状態でアルゴンを吸入すると、耳鳴り、頭痛、息切れ、疲労、喘鳴、めまい、消化不良、筋協調障害、呼吸困難が起こります。
- 皮膚や粘膜が青ざめることがあり、長時間の吸入で肺に有害物質が蓄積される恐れがあります。
予防策
- アルゴンガスを使用した溶接では、局所排気換気など十分な換気設備を整えます。
- 自動酸素モニタを設置し、酸素濃度が19.5%以上に保たれるよう管理します。
- 溶接用グローブ、フェイスシールド付きヘルメット、フィルタレンズなどの保護具を着用します。
- 疲労やめまいの兆候に注意し、異常があれば直ちに新鮮な空気を供給し、必要に応じて人工呼吸を行い、速やかに医療機関を受診します。
