建設現場におけるOSHAの車両安全要件

ブルドーザーの運転手が作業溝から転落し転倒、ロールバーに挟まれて死亡した事例や、ダンプトラックの運転手がダンプボックスのケーブルを誤って外したために箱が落下し圧死した事例が報告されています。米国労働安全衛生局(OSHA)は、こうした事故は建設車両の安全基準を守ることで防げると指摘しています。

必須装備

  • すべての建設車両は以下の装備を備えることが義務付けられています。
    • ブレーキライト
    • 作業用、駐車用、非常用ブレーキ
    • 1972年以降製造のゴムタイヤ車はフェンダー、1972年以前製造は泥除け
    • 乗員数に応じたシートとシートベルト
    • 音響警告装置(逆走時の視界遮蔽に備えたリバースアラーム含む)
    • 暗所や夜間作業時のライト類
    • フロントガラスが曇った際のデフロスター
    • キャブ付き車両のフロントガラスとワイパー

点検

作業シフト開始前に必ず全車両を点検し、作業者全員の安全を確保します。点検対象はブレーキ(ハンド、サービス、非常、トレーラーブレーキ)、タイヤ、カップリング、ライト、警報装置、操作系統、ステアリング、消火器、シートベルト、ワイパーなどすべてです。

運転時の安全対策

  • 安全な道路や勾配を選んで走行する。
  • 視界が遮られる逆走時は、リバースアラームまたは他作業員の合図を使用する。
  • 駐車時はパーキングブレーキをかけ、必要に応じて車輪止めを使用して転がりを防止する。
  • キャブ内の工具は必ず固定し、緩みがないようにする。
  • シートベルトを必ず着用し、乗車定員外の乗員は乗せない。

荷揚げ・荷下ろし・輸送

  • 使用しない際はブレード、バケット、ダンプボディを下げて固定し、制御レバーはニュートラルにする。
  • 荷揚げ・荷下ろし車両はオペレータ用の上部保護、ロック機構、レバーの安全ロック、荷物が落下した際にオペレータが荷物から離れた位置にあるトリップハンドルを備えること。
  • 車両の最大荷重を超えてはならない。

標識・信号・作業員の視認性

作業現場が道路付近にある場合、標識、バリケード、フラッガーの設置が義務付けられています。また、作業員は常に明るいオレンジまたは赤のベストを着用し、暗所では反射ベストを使用して視認性を確保します。

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