業務安全分析チェックリスト
ジョブ安全分析(JSA)は、従業員が行う業務内容や使用する資材を基に、職場に潜む危険要因を体系的に評価する手法です。米国労働安全衛生局(OSHA)によれば、雇用者は従業員の安全と健康を守る責任があります。チェックリストを作成すれば、職場の安全評価が抜け漏れなく実施でき、リスク低減に役立ちます。
作業環境のエルゴノミクス
オフィスでは、従業員の作業姿勢や机・椅子の配置、モニターの高さ、照明条件などを点検し、筋骨格系障害のリスクを防止します。チェック項目の例は以下の通りです。
- 椅子の高さと背もたれが適切か
- デスクとモニターの位置が目線に合っているか
- キーボード・マウスの配置が自然か
- 照明が十分で、まぶしすぎないか
機器の安全性
あらゆる業種で使用する機器は、定期的に点検し安全に稼働できるか確認が必要です。具体的なチェックポイントは次のとおりです。
- 電源コードに損傷や露出がないか(オフィス機器)
- 重機や工具に保護装置が正しく取り付けられているか(建設・製造業)
- 車両のシートベルト、ブレーキ、タイヤの状態が良好か
滑り・つまずき・転倒対策
OSHAは、滑り・つまずき・転倒が職場事故の主要因と指摘しています。以下の項目で床面や作業エリアを点検します。
- 床が乾燥・清掃され、ゴミや液体が残っていないか
- 凹凸やひび割れがなく、水平であるか
- カーペットやラグが平坦で、突起や端がないか
安全標識の設置
危険を周知するための標識は必ず設置し、内容が正確で見やすいことが重要です。化学物質を扱う場合は、次の点を確認します。
- 容器やタンクに「可燃性」「腐食性」などのラベルが貼付されているか
- 警告標識が適切な位置に掲示されているか
