OSHA承認取得の手順
OSHA(労働安全衛生局)は米国労働省に属する政府機関で、職場の安全と健康を守る規則を制定・施行しています。認証を受けるには、業種ごとに定められた規則を遵守する必要があります。規則遵守にはコストがかかりますが、労働災害の減少や保険料・訴訟費用の削減につながります。
必要なもの
- インターネット接続環境
手順
- 州のOSHAプログラムを確認:勤務先の州が独自のOSHA承認プログラムを持っているか調べます。28州が州プランを実施しており、コネチカット州、イリノイ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ヴァージン諸島は公共部門のみ対象です。州プランがある場合は、追加の規則や協力プログラムが適用されることがあります。
- 業種別規則を把握:OSHAのウェブサイトにある「クイックスタートツール」を利用し、一般産業、建設業、医療分野などの業種別ガイドを確認します。自社のリスクに合わせた規則・ハザードリストを作成し、現場の追加ハザードを洗い出します。
- 安全衛生プログラムを作成:OSHAは必須ではありませんが、独自の安全衛生プログラムを策定すると規則遵守が容易になり、事故防止にもつながります。OSHAの自主的ガイドラインやサンプルプログラムを参考にしてください。
- 無料の現場相談を利用:OSHAが提供する無料・機密の現場相談を申し込みます。執行機関とは別で罰金や指摘はありません。ハザードの特定や安全衛生プログラムの改善に役立ち、1年間の例常検査を免除されることもあります。特に中小企業におすすめです。
- 従業員への教育・訓練:特定されたハザードと対策を従業員に周知し、OSHA基準で求められる訓練を実施します。訓練記録は保存しておき、必要時に提示できるようにします。
- 事故・疾病の記録管理:労働災害や疾病の記録を保持し、死亡や入院などの重大事象は報告義務があります。ただし、小売、金融、保険など低リスク業種は例外です。
- OSHA掲示板の掲示:職場の目立つ場所にOSHAの掲示板(ポスター)を貼り、全従業員がいつでも確認できるようにします。
