個人用保護具(PPE)に関する規制

米国労働安全衛生局(OSHA)は、雇用者が従業員に必要な個人用保護具(PPE)を提供し、正しく着用・使用させることを義務付けています。PPE に関する規定は連邦規則第29編にまとめられており、目・顔・呼吸器・耳・手足、さらには電気危険からの保護要件が定められています。

目と顔の保護

  • 飛散粒子、溶融金属、化学薬品、腐食性液体、ガス・蒸気、危険な光線(紫外線・赤外線など)から従業員を守るため、適切なゴーグルやフェイスシールドを提供しなければなりません。

呼吸器の保護

  • 有害な空気中汚染物質からの防護として、マスクや呼吸用防護具を適切に選定・提供する必要があります。

頭部の保護

  • 落下物や電気導体による頭部損傷の危険がある場合は、安全ヘルメットを着用させることが義務付けられています。

手と足の保護

  • 切創、擦過傷、刺傷、化学火傷、極端な温度から守るため、適切な手袋を提供します。
  • 足元に落下・転倒物、刺穿物、電気リスクがある場合は、保護靴(鋼先・絶縁靴など)を必ず着用させます。

聴覚の保護

  • エンジニアリング対策で騒音レベルが90dBA(A特性)以下に抑えられない場合、耳栓や防音イヤーマフの使用が必要です。

電気保護

  • 帯電した回路や配線作業時には、電圧に見合った絶縁手袋、スリーブ、ブランケット、ラインカバー、絶縁マットなどを使用しなければなりません。

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